阪神ドラ1立石 プロ初V撃G倒打 デビューから4戦連続安打で4連勝!藤川監督絶賛「びっくりするような打ち方」

 「巨人0-3阪神」(23日、東京ドーム) 

 黄金ルーキー効果で4連勝!阪神ドラフト1位・立石正広内野手(22)=創価大=が1軍合流後、チームは4戦4勝で貯金が今季初の2桁「10」に到達した。立石は五回に先制の2点適時打。これがプロ初となる決勝打となった。三回の中前打でデビューから4戦連続安打も記録し好守も見せ、東京ドームの虎党を魅了した。

 大音量の六甲おろしが鳴り響く東京ドーム。熱狂の渦のど真ん中にいたのは、またしても立石だった。しびれる接戦で勝負を決める一打。もはやルーキーとは思えない連夜の大活躍だ。

 「真っすぐが強い投手だったので、くるかなと思っていた。しっかり振れたことがよかった」

 均衡を破る一打だった。0-0で迎えた五回、2死二、三塁のチャンスで打席に立った。ウィットリーに2球で追い込まれたが、慌てることはなかった。最後は154キロの直球を捉えた。痛烈な打球は中前に弾む。先制の2点適時打は決勝点になった。大歓声の中で何度も手をたたき、喜びをあらわにした。

 この日も2試合連続での1番起用。三回には2死走者なしの場面で、変化球に対応し左前打。この打席も追い込まれてからの一打で「(頭の整理は)できたと思う」と振り返った。苦戦していた右腕からチーム初安打を放った。これで球団のドラ1野手では2016年・高山以来のデビューから4戦連続安打を記録。連日初対戦の投手が続くが、まったく動じず立ち向かえている。その要因は打席内での落ち着きにある。

 大学時代、技術面での成長はあったが、それだけでは結果が出なかった。そんな中で転機が訪れる。2年時に日本ハムなどでも活躍した高口隆行氏がコーチに就任した。

 経験豊富なコーチに、さまざまなタイプの投手に対する、待ち方やイメージを相談した。もっとも言われたのが「シンプルに難しく考えすぎないこと」。しっかりと狙いを整理して、打席に向かうようになった。「技術だけじゃ難しいなと。ちょっとした感覚で全然変わると思いました」。技術、思考力と成長を続け、プロの舞台まで駆け上がってきた。

 止まらない快音に、藤川監督もうなった。「背中越しで見ていて、狙い球がわかりづらい。こちらもびっくりするような打ち方をしていますね」と想像以上の打撃センスを高く評価。「1番でいい機能をしている」と絶賛した。

 19日の中日戦(倉敷)で立石がデビューを飾ってから、チームは負けなし。今季最長タイとなる4連勝で、貯金は今季初の2桁「10」になった。試合前の声出しは連勝のため、照れながらも4試合連続で担当。「負けるよりはいいので、続けられるようにしたいです」と力を込めた。驚きの活躍を続ける虎の黄金ルーキーは、手がつけられない状態だ。

 ◆昨季より7試合早く到達 阪神は今季27勝17敗1分けとし、初めて貯金を10とした。優勝した昨季の2桁貯金到達は52試合目の6月1日(30勝20敗2分け)で、7試合も早い。なお2リーグ分立後の球団最速は、76年の14試合目(11勝1敗2分け)。

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