阪神・才木 7回1失点、110球熱投も無援2敗目 2832日ぶり広島戦黒星「しっかりゲームはつくれた」
「阪神0-1広島」(17日、甲子園球場)
好投の阪神・才木を援護できなかった。阪神は打線が振るわず15日に続き無得点。同一カード3連戦で2度の零敗となった。4戦全勝中だった日曜日の甲子園で今季初の敗戦を喫した。先発の才木浩人投手(27)は7回を4安打1失点に抑えた。広島戦の黒星は2018年8月15日以来で、今季2敗目となったが力強い投球で9三振を奪った。
たった1点が重くのしかかった。才木は7回4安打1失点の好投も3試合ぶりの今季2敗目。敗れはしたが、こういう日もあると表情を曇らせることはなかった。「しっかりゲームはつくれたかなと思います」。通算50勝とリーグトップタイの5勝目は次戦以降へお預けとなった。
初回から快調に飛ばしていった。一、二回は2奪三振ずつで三者凡退。三回は3者連続三振と、この回までに7三振を奪う完璧な内容だった。四回は1死から「菊池さんの四球がすごくもったいない」と出塁を許し、その後は1死満塁のピンチ。ここでモンテロの投ゴロで自ら本塁を踏んだ。「初めての経験です」と笑ったが、好判断。最後は野間を左飛で片付けた。
五回も三者凡退。六回も2死から小園の強烈なライナーを反応良くキャッチして3人で片付けた。苦笑いする小園と笑顔で言葉を交わしながらマウンドを降りたが、失点は七回。先頭の坂倉に二塁打を浴びると、1死三塁から左前へのポテンヒットで先制点を与えた。「しょうがない」と切り替え、続く持丸は二ゴロ併殺打。見事な投球内容だったが、打線の援護がなく、広島戦の自身の連勝は「6」でストップ。2018年8月15日以来、2832日ぶりの黒星を喫した。
とはいえ、この日も9奪三振。「1個足らずやった」と3試合連続の2桁奪三振には届かなかったが、今季66奪三振はリーグトップを独走中だ。「三振を取れていることはすごくいいこと。そこは継続しながら、より多く取れたらいいかなと思います」。このペースならば、自身初の最多奪三振のタイトル獲得も見えてくる。
4月は2試合連続の6失点など、苦しい時期もあった。5月に入って、3試合連続でゲームメーク。この日の負けも悲観することはない。「割り切るしかないと思う。自分の状態は悪くないですし、右肩上がりにきてるのはいいこと。次はしっかりゼロでいけるように調整していけたらいいかなと思います」。1失点で満足はしていない。さらなる高みへ、才木が次こそ勝利をつかむ。
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