阪神・掛布雅之OB会長 横田慎太郎さん自宅訪問 仏壇に手を合わせ「涙が出ちゃうなぁ」故人しのぶ

 阪神・掛布雅之OB会長(71)が16日、2023年7月に脳腫瘍のため28歳の若さで亡くなった元阪神・横田慎太郎さんが生前1人暮らしていた鹿児島県内の自宅を訪れ、仏壇の前で手を合わせた。2013年度ドラフト2位で阪神に入団した横田さんを掛布氏は球団の打撃コーディネーターや2軍監督として指導。当時の思い出を振り返りながら故人をしのんだ。

 「涙が出ちゃうなぁ…」。掛布氏が静かにつぶやいた。「(部屋に漂う)空気がヨコ(横田さん)の空気感だもんなぁ。ここにいるみたいだ」。仏壇に手を合わせると、部屋に並べられた横田さんが使用していたグラブや写真に視線を移した。

 最も印象に残る教え子だった。「(球団から)ホームラン30本打てるバッターに育ててもらいたい」と託され、熱心に指導する掛布氏の思いに応えるように横田さんは16年の開幕戦で「2番・中堅」でスタメン出場。1軍デビューを飾った。

 この日は横田さんとドラフト同期で投手として活躍し、現在は関西独立リーグ・堺シュライクスで投手コーチを務める山本翔也氏(37)も掛布氏と訪問。「純粋で野球が大好きな子でした」と生前の横田さんを述懐した。

 柔和な笑顔で掛布氏が思い返す。「いい思い出だな。ヨコとの思い出は」。横田さんとともにしたかけがえのない時間。「横田という選手は忘れてはいけない選手」。チームに残した痕跡は、いつまでも色あせない。

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