阪神・下村 シート打撃10打者で5K 戸井、西純、佐野から3連続K 平田2軍監督「順調だね」
阪神の下村海翔投手(24)が15日、兵庫県尼崎市のSGLでシート打撃に今年初めて登板した。打者10人と対戦し、安打性2本を許したが、5三振を奪う好投。2023年度のドラ1右腕がプロデビューへ向けて、また一つステップを踏んだ。
2軍の全体練習終了後、強い日差しに照らされた背番号19がマウンドに上がった。3人目の打者となった戸井を直球で三振に仕留めると、続く西純は変化球で。さらに佐野には外角の直球で見逃し三振。圧巻の3者連続三振を奪った。
その後も変化球で2つの三振を取った右腕。150キロ台も計測した直球中心だったが、変化球も一通り投げ込んだ。制球面でも大きなばらつきはなく、四球もゼロ。平田2軍監督は「順調だね。段階的にも上がってきている」とうなずいた。
下村は9日に今季初の対打者となるライブBPに登板。この日はその時よりも多い、計38球を投じた。実戦初登板も少しずつ近づいているが、「そんな一足飛びにはいかない。焦る必要もない」と平田監督。次回もシート打撃で状態を確かめる方針だ。
入団1年目の24年4月に受けた右肘のトミー・ジョン手術から懸命なリハビリを続け、状態を上げてきた。開幕してからも2度、藤川監督が1軍の練習に呼び、ピッチングをチェックするなど期待は高い。苦労人が完全復活へ歩みを進めている。
