阪神・百崎 変化球読んで走者一掃同点打 守備のミス取り返した「何としてでもという気持ちだった」
「ファーム・西地区、阪神4-4ソフトバンク」(10日、姫路ウインク球場)
敗戦ムードに染まりかけた姫路の虎党が息を吹き返した。阪神・百崎が試合を振り出しに戻す走者一掃の3点適時二塁打。この試合最大のハイライトを生み出したのは、背番号56の意地だった。
0-4で迎えた八回、1点を返し、なおも無死満塁。百崎は「守備でチームの足を引っ張っていたんで、何としてでもという気持ちだった」と決死の思いで打席に入った。初回、七回に失策を記録。背水の覚悟がバットに宿った。
カウント2-2からの5球目、甘く浮いてきた変化球をバットにうまく乗せた。ぐんぐん伸びていく打球は左翼フェンスに直撃。この打席、相手バッテリーは全球変化球で攻めてきた。「真っすぐを投げないという勝負どころの配球を打ち崩せたのは評価できるポイント」と、内容のある打撃に手応えをにじませた。
試合前練習では、平田2軍監督から「練習中のノックから緊張感を持つように」と活を入れられるなど、まだまだ粗削りな高卒3年目。待望の1軍デビューを目指し、鍛錬を続ける。
