阪神・木浪 大山代役で存在感 ミットを借りて7年ぶり一塁、ワンバン好捕「しっかりできた」打っては安打&犠飛
「阪神1-3DeNA」(9日、甲子園球場)
不慣れなポジションでも、役割を全うした。7年ぶりに一塁で先発出場した阪神・木浪が、攻守で存在感を発揮。「緊張しましたけど、行くって言われたところで行くだけ」と与えられた出番で全力を振り絞った。
初回1死一塁。ヒュンメルの三直で一走・蝦名が飛び出した。佐藤輝からのワンバウンド送球をうまく拾い上げ、併殺を完成させた。二回1死では、松尾の三ゴロを処理した主砲の送球が再びワンバウンドになるも、体で受け止めた。
一塁での先発出場はルーキーイヤーの2019年4月18日・ヤクルト戦以来、通算4試合目。欠場した大山のミットを借りて奮闘した本人は「何とか自分に来たボールをしっかり捕るとか、そういうのはしっかりできた」と自身に及第点の評価を与えた。
攻撃では四回1死で篠木から左前打。六回は1死一、三塁で先制の中犠飛を放ち、球場を盛り上げた。「チャンスで一本出ることが大事なので、あそこは最低限。しっかり犠飛を打てて良かった」とチーム唯一の打点を納得顔で振り返った。
先発出場は4月22日・DeNA戦以来。ベンチスタートが続いてもスタンスはブレない。「いつ出てもいいように、準備というのはできている。それがたまたま今日スタメンだっただけで、準備という部分はあまり変わらない。これからも準備していきたい」と木浪。献身的で殊勝な男は、チームの勝利だけを求めて戦闘態勢を整えていく。
野球スコア速報
