阪神・藤川監督「必ずこういう時期はある」 我慢の時 響いた大山欠場、佐藤輝も歩かされ3戦45三振 

 「阪神1-3DeNA」(9日、甲子園球場)

 阪神は先発の大竹耕太郎投手(30)が1点リードの八回に逆転を許し、2カード連続の負け越しが決まった。首位ヤクルトとのゲーム差は2に拡大。「こどもまつり」に集った子どもたちに勝利を届けることはできず、対DeNAは4連敗となった。土曜日の今季無敗もストップ。大山が今季初めて先発を外れ、代わりに一塁を守った木浪の犠飛による1点のみ。きょうこそ聖地に笑顔を届ける。

 勝利後のイベントを楽しみにするキッズたちが、ベンチ裏で悲痛な声を上げたのは八回だった。毎年恒例の「こどもまつり」が開催された一戦。先発・大竹の完封ペース一転、痛恨の逆転負けを喫した。これで対DeNA戦4連敗。唯一負けがなかった土曜日の初黒星で不敗神話も崩壊した。

 七回まで5安打無失点。二塁も踏ませぬ快投だったが、1点リードで迎えたこの回、試合は暗転した。1死から林、成瀬に連打を浴びると、代打・宮崎に四球を与え満塁。続く蝦名の右前適時打で同点を許した。さらに度会の左前適時打で2者が生還し3失点。試合後、藤川監督が説明した。

 「かみ合わせの問題でしょう、なかなかね。ピッチングとしては十分だったと思います」。前夜は1点ビハインドの九回、甲子園では9年ぶりとなる1イニング8失点で大敗。大竹は「先もあるので、あまり言えない」とした上で「悲観する必要はないし、もっとこうすれば…というのを詰めながら」と前を向く。

 8回3失点は先発投手として及第点の内容。一方、一抹の不安を残すのが打線だ。この日、大山が今季初めて欠場。試合前練習に参加し、九回はネクストで出場に備えた。藤川監督は「少し休養が必要かなという判断になりました」と説明した。前カード4日の中日戦で初回、左脇腹付近に死球を受けると、直後の守備では相手走者と交錯。手負いで出場を続けた。

 「本人はゲームに出たいし、出なきゃいけないという責任感もあるんですが…。なかなか状態というか、コンディションの部分ですよね」。左手首骨折の近本を欠く中、5番としても打線の精神的支柱。試合後、大山は「僕から言うことは何もないです」と言葉少なに引き揚げたが、今後について指揮官は「どうなるかは、またこの後ですね…」と不安を隠さない。

 主砲を欠く打線は5安打1得点、12三振。直近3試合連続の2桁三振、計45三振は2リーグ分立後の球団ワースト記録だ。初回から佐藤輝が申告敬遠で歩かされるなど、警戒も強まる中で打線として現状打破を期待する。「佐藤も我慢が必要だし、打線にしていかなければいけない。必ずこういう時期はあると思う」。現状を受け止めた上で雪辱を誓った。「こちらが攻め手になれるように」。積極野球で突破口を開いていく覚悟だ。

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