阪神・近本 リハビリ開始で復活へ第一歩 広島・高に「気にしなくていい」 指揮官「早く癒えることを願っている」

 4月26日の広島戦(甲子園)で死球を受け、左手首を骨折した阪神の近本光司外野手(31)が1日、兵庫県尼崎市のSGLでリハビリを開始した。また、「左アキレス腱断裂」からの復帰を目指す石井大智投手(28)も本格的なキャッチボールを再開。アクシデントに見舞われた主力たちが、復活へ向けて歩みを進めている。

 左手首にギプスをつけた近本が、SGLに姿を現した。ただ、その表情に悲愴(ひそう)感はなかった。「(死球は)仕方ないことですし、つきものなんでね。現状を受け止めて、今できることを一つずつやっていくしかない」と語った。

 悲劇が起きたのは4月26日の広島戦だった。八回の打席で高の投じた直球が左手首に直撃。すさまじい衝撃に、その場に倒れ込んだ。そのまま負傷交代すると、試合終了を待たずに病院へ直行。兵庫県内の病院で「左手首の骨折」と診断された。

 シーズン序盤でのアクシデント。それでも「骨折だからダメとか、打撲だったから良かったとかじゃなくて、ただ当たっただけ」と、すぐに現実を受け入れた。死球を当てた高からも関係者を通じて、謝罪の連絡があったという。「本当に仕方ないこと。これからも対戦するし、『別に気にしなくいい』と言いました」と返答したことを明かした。

 27日に出場選手登録を抹消されると、自宅で療養。前カードのヤクルト3連戦は映像でチェックしていた。「僕がいようが、いまいが、チームはチームとして動く。出た選手が頑張るだけだと思っている。それがプロ野球選手だし、チームだと思っている」。歯がゆい感情は抑え、自らの回復に集中している。

 2023年にも死球で肋骨を骨折。その際は約3週間でのスピード復帰を果たし、18年ぶりのリーグ優勝に貢献していた。藤川監督も早期の復帰に期待している。「故障している選手は、1日でも早く癒えることを願っている」。過酷なペナントレースを戦う中でも、選手の状態を気遣っている。

 この日は、患部に負担のかからないウオーキングなどで汗を流した。「自分のできることは早く戻ること。やれることをやるだけ」。虎のリードオフマンは逆境に負けず、完全復活へ向けて一歩ずつ前進していく。

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