阪神・及川 昇格即1回ピシャリ 29日ぶり登板で3人斬りに安堵「またチームのために腕を振っていきたい」

 7回、力投する及川(撮影・山口登)
7回、三者凡退に抑えベンチ戻る及川(撮影・山口登)
7回、巨人打線を無失点に抑える及川(撮影・田中太一)
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 「阪神3-5巨人」(1日、甲子園球場)

 頼れる左腕が29日ぶりに1軍に帰ってきた。昇格即、上がった今季初の甲子園のマウンド。阪神・及川雅貴投手(25)は目いっぱい腕を振り、「3人で終わることができたので良かった」と表情には安堵(あんど)感もにじんだ。

 2点差に詰め寄った直後の七回に出番を迎えた。キャベッジは2球で追い込み、スライダーで二ゴロ。吉川も2球で追い込み、4球目のスライダーで空振り三振とした。最後は中山を初球のスライダーで二ゴロとし、三者凡退。「ストライク先行で、優位に立てたところが良かった。3人目も初球で振ってきましたけど、それも1人目、2人目の内容見ての結果」とうなずいた。ただ、「まだまだ上げていけると思いますし、反省すべきボールもあった」と満足はしていない。

 昨季は両リーグ最多の66試合に登板して防御率0・87と飛躍。しかし今季は2試合に登板し、防御率9・00と不調で4月3日に出場選手登録を抹消された。約1カ月のファーム生活は「技術的なところもそうですし、コンディションの部分もしっかり見つめ直せた」と自身と向き合う時間になった。

 チームは今季、石井を欠き、リリーフ陣が苦しむ試合も多い。そんな中で帰ってきた及川の存在は大きい。「岩崎さんを中心に、中継ぎとしてワンチームでやっている。その一員になれるように、またチームのために腕を振っていきたい」。再出発した左腕が、また輝きを放っていく。

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