阪神激震 近本が骨折、左手首死球受け病院直行 今季11死球に藤川監督「相対的に見てちょっと多い」

 「阪神1-0広島」(26日、甲子園球場)

 阪神の近本光司外野手(31)が26日、甲子園での広島戦で死球を受けて途中交代し、兵庫県内の病院で検査の結果、左手首骨折と診断された。全治など詳細は非公表だが、開幕から全試合に出場してきた不動のリードオフマンが離脱という最悪の事態に陥った。今後はSGLでリハビリに入り、早期復帰を目指していく。

 阪神に激震が走った。近本が左手首の骨折と診断されたと球団が発表した。今後はSGLのリハビリ組に合流し、早期復帰を目指していく。

 甲子園が悲鳴に包まれたのは、1点リードの八回だった。2死走者なしで打席に立つと、広島・高の投じた151キロの直球が左手首を直撃。近本はうずくまってしばらく動くことができず、スタンドの虎党からは怒号が飛んだ。

 顔をゆがめながら、チームスタッフとともにベンチ裏に下がった。治療の時間も取られたが、そのまま交代が告げられた。クラブハウスに引き揚げる際には「僕の口から言えることはありません」と一言。試合終了を待たずに病院へ直行していた。

 藤川監督も「あまり当たりどころがいいとは言えない」と心配そうな表情を浮かべていた。軽傷を祈ったが、最悪の形になってしまった。25日には森下が死球を受けるなど、ここまでリーグで2番目に多い11死球。指揮官は「真剣にやっているところで死球が当たってしまった」と相手を責めることはなかったが、「相対的に見てちょっと多い。こちらもグッと我慢している」と率直な思いを語った。

 一つのヤマ場を前に、暗雲が垂れ込めた。チームは移動日を挟み、28日から敵地で2位・ヤクルトとの3連戦を皮切りに、9連戦を控えている。この日も初回に中前打を放ち、5試合連続安打と上昇気流に乗っていたリードオフマンの離脱は、あまりにも痛い。

 近本は2023年にも死球を受け、肋骨を骨折。その際はルーキーだった森下が中堅を守るなど、チーム全員でカバー。苦難を乗り越え、18年ぶりのリーグ優勝を成し遂げていた。

 連敗を2で止め、首位に立ったチームに襲いかかった試練。この難局は一丸となって乗り越えるしかない。

 ◆近本23年の骨折 近本は23年にも骨折し、戦列を離脱している。7月2日巨人戦(東京ドーム)の七回、高梨から右脇腹付近に死球を受けた。延長十二回までフル出場したが、右肋骨の骨折が判明し、4日に登録抹消。10試合を欠場し、22日に復帰した。

野球スコア速報

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス