阪神・佐藤輝 ダメ押し5号!フェン直同点打の“打ち直し” 3戦連続の逆転勝ち、今季4度目の3連勝

 「阪神7-5中日」(19日、甲子園球場)

 猛虎が止まらない。阪神が3試合連続の逆転勝ちで今季4度目の3連勝。中日相手の開幕6連勝は1リーグ時代を含めて球団史上初の快挙となった。同点の六回に近本光司外野手(31)が勝ち越し適時打。佐藤輝明内野手(27)が七回にバックスクリーンにダメ押しの5号ソロを放った。虎の4番はリーグ単独トップの19打点。首位ヤクルトを0・5差で追走する。

 一瞬だった。まばたき厳禁の一発。佐藤輝が奏でた快音から少し遅れて歓声が響き、白球はバックスクリーンへ吸い込まれた。「低い当たりで、すごくいい打球だったなと思います」。打球速度180キロ、飛距離125メートルの5号ソロ。「ポケモンベースボールフェスタ」の最終日に、ピカチュウの10まんボルト級の衝撃を与えた。

 豪快弾が飛び出したのは1点リードの七回。先頭で根尾の直球をはじき返した。打った瞬間に確信したかと思ったが「いってくれ、という感じですよね。入ったんで良かったです」。疑心暗鬼になるのは1打席目のことがあったからだ。

 約3時間前へ巻き戻すと、1点ビハインドの初回1死二塁から中堅へ大飛球を放った。あと数センチでフェンスオーバーだったが、わずかに及ばず適時三塁打。塁上では喜びと悔しさの感情が交錯した。「さすがに入ってほしいでしょ。入ってほしかった」と笑った。

 三塁打に本塁打、そして2点ビハインドの五回1死満塁では反撃の犠飛と3打点。「犠牲フライの場面もチャンスをつくってもらった。何とか、ああいう形で打点を挙げられたので、それは感謝ですね」。4番にどっしりと座り、リーグトップの19打点。これも味方が得点圏で回してくれるからだ。

 お立ち台では「あざーす」と気分の良さが言葉にも乗った。3体のピカチュウとの記念撮影では満面の笑み。それをスタンドから子どもたちが目に焼きつけていた。日曜日は13打数7安打で打率・538。「たまたまじゃないですか」と言うが、少年少女に夢を与えることも使命の一つ。週末にヒーローとなり、また憧れの的となった。

 「打率より、そこが大事」と長打率と出塁率の合算で割り出されるOPSを重視している。0・900を超えれば優秀とされるが、20試合で驚異の1・00超え。この日も2打席目はきっちりと四球を選び、「もっと選んでいきたい」と高みを目指している。

 チームは3戦連続の逆転勝ちで今季4度目の3連勝。開幕から中日戦6連勝は球団史上初となった。21日からは今季初の横浜での3連戦。「目の前の試合に集中して、勝ちを積み重ねていきたい」。チームも、佐藤輝も勢いが止まる気配を感じさせない。

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