阪神・福島圭音の打撃に感じる成長 狩野恵輔氏「球の速い投手に対しても打ち返すことができている」

 2024年まで阪神の投手コーチを7年間務めた福原忍氏(49)とグラウンドに足しげく通う狩野恵輔氏(43)のデイリースポーツ評論家2人による企画「注目の若虎」。第7回は、狩野氏が福島圭音外野手(24)を取り上げる。

 福島選手はまず守備がしっかりしていますね。足が速いというのは広く知られていますが、一番は守備が上手。足にプラスして、守備がいいというのは外野手としてプラスになるところです。

 8日・ヤクルト戦で左翼の飛球を後逸してしまったように、試合に出続ける中でミスは出るものです。ただ、左翼のポジションを争う中川選手は捕手出身、高寺選手も本職は内野手。前川選手を含めても、福島選手は肩が強いですし、アピールポイントになります。

 昨季から成長を感じる部分は打撃です。これまで力強さがない印象でしたが、逆方向へ押っつけて、ある程度、球の速い投手に対しても打ち返すことができています。

 初ヒットも3日・広島戦で左の床田投手から記録しましたし、自分の状態さえ上げれば、相手投手の右左に関係なく出場機会も増えてくるのではないでしょうか。

 今後の課題としてあげるなら、内角の球を引っ張り込むような打撃。例えば、ランナー一塁で、進塁打を打ったり、一、二塁間を抜くようなバッティングができれば、さらに力強さが出てくる。10日・中日戦でファウルで粘った末、右前打でチャンスメークしたように、打席で食らいついていく姿勢もいいですね。足も守備もありますから、あとはバッティングだけかなと思います。

 チームには同じ左打者で、盗塁王のタイトルも取っている近本選手、中野選手という最高のお手本がいます。将来的には2人のような選手に成長していってほしいと思います。

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