阪神・藤川監督 早め継投裏目に 六回早川リード守れずプロ初黒星「次、強い気持ちでいけばいい」

 6回表が終了しスコアボードを見上げる藤川監督(中央奥)。同手前は勝ち越しを許しベンチへ下がる早川(撮影・立川洋一郎)
 6回、同点打を許す早川(撮影・田中太一)
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 「阪神2-3ヤクルト」(8日、甲子園球場)

 阪神本拠地に響く東京音頭が、形勢逆転の印象を色濃くした。逃げ切りを図った中、スタンドからはため息が漏れ聞こえた。勝てば今季初の奪首だった一戦に惜敗した。結果としては1点リードを守れなかった2番手・早川がプロ初黒星。藤川球児監督は「まだ新しい選手ですからね」と振り返った。

 先発・ルーカスは、走者を出しながらも粘りの投球を見せていた。五回を終えて1失点で球数は70球。六回も続投が予想された中、ベンチは継投策に出た。

 指揮官は「落ち着いて投げられるようになってきたと思いますね」と及第点の評価を口にしつつ「昨年からのことがありますので。先発の経験とか、いろいろあります」と交代の意図を説明。23年にメジャーデビューした左腕は、同通算20試合に登板した。投球回は計42回2/3で、先発は計5試合。それらも踏まえ、試合中盤からリリーフ陣を投入したとみられる。

 1点リードの六回に登板した早川は先頭・サンタナに四球。古賀とオスナを寸断して2死までこぎつけるも、岩田に二塁への内野安打。二塁・中野がダイビングキャッチを試みるも、白球はグラブからこぼれた。

 一、二塁とピンチが拡大して増田に同点の左前適時打。試合を振り出しに戻された。なおも一、二塁から赤羽に右中間への勝ち越し二塁打を浴びて、ルーカスの勝利投手の権利が霧散した。

 今季初失点を喫した早川は「ボール先行の場面が多かったので、もっとバッターに集中して頑張りたいなと思います」と唇をかみつつ、必死に前を向いた。指揮官も「ここから、いろんな経験をしながらになりますけど。また次ね、強い気持ちでいけばいいんじゃないですかね」と、そっと背中を押した。

 開幕1軍メンバーの及川、木下が現在は2軍で調整中。5日・広島戦では桐敷がサヨナラ被弾を浴びていた。一戦必勝の姿勢を貫きながら、強固な中継ぎ陣を構築する。

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