阪神・茨木 9日プロ初先発へ ローテ再編で21歳に白羽の矢 昨季初登板から成長実感「全ての面でレベルアップ」

 阪神は6日、甲子園で投手指名練習を行い、茨木秀俊投手(21)が9日のヤクルト戦(甲子園)でプロ初先発する見込みとなった。センバツに出場した母校・帝京長岡(新潟)の試合を現地観戦。後輩たちの勇姿からもらった刺激を胸に、高卒4年目の右腕がまっさらな聖地のマウンドに立つ。

 藤川監督が5日の広島戦(マツダ)後に示唆した先発ローテの再編。白羽の矢が立ったのは21歳の若武者・茨木だった。ただ「普通にいつも通りやるだけかなと思います」と本人が気負うそぶりを見せないのは「全ての面でちょっとずつレベルアップしている」と成長を実感しているからだ。

 昨年9月21日・ヤクルト戦(神宮)で中継ぎとしてプロ初登板。同27日の中日戦(甲子園)でも中継ぎ登板し“聖地デビュー”も経験した。「あの2登板は本当に大きかった。どういう成長をしたいかという目標が上がった」と回想。今春初の対外試合となった2月8日の練習試合・日本ハム戦(名護)で先発を託され好投するなど、1軍での経験を成長につなげてきた。

 そして、もう一つ大きな刺激を受けた。母校の帝京長岡がセンバツに出場。春夏通じて初の甲子園は初戦で敗れたものの「本当に刺激をもらいましたし、自分も頑張ろうと思えた試合でした」と、スタンドから観戦していた茨木の心には火がついた。

 その6日後、3月29日のファーム・広島戦(SGL)で先発し、6回1/3を4安打1失点。試合後の平田2軍監督から「素晴らしかった。今年課題にしていた直球の力、コントロール、全部良かった」と賛辞を引き出す好投を見せた。今季はファーム公式戦で2試合に先発し、計9回1/3をわずか1失点、防御率0・96の数字を残している。

 「今は良い感じで投げられている」と表情には手応えと自信がにじむ。目指すは当然、プロ初先発にしてプロ初勝利。「(初勝利への思いは)ありますね」。後輩たちの勇姿の余韻が残る聖地で、今度は先輩が大きな一歩を刻む。

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