阪神・藤川監督 広島・栗林に脱帽「素晴らしいピッチング」次戦甲子園で好調ヤクルト戦「いい試合ができれば」

 「広島2-1阪神」(5日、マツダスタジアム)

 歓喜のシャワーを横目に、阪神ナインは足早に三塁ベンチへと引き揚げた。終盤に試合を振り出しに戻すも、最後は悔しい幕切れ。連勝は3でストップし、昨季から続いた広島戦の連勝も8で止まった。藤川監督は表情を変えることなく「また週明けに向けてやっていく、というところですね」と次戦に目を向けた。

 延長戦に持ち込む手前で、勝負を決められた。同点の九回に登板した4番手・桐敷が1死からモンテロにソロ。カウント2-2からの内角149キロを左翼席に運ばれ、踏ん張り切れなかった。

 チームがサヨナラ本塁打で敗れるのは、2023年6月30日・巨人戦以来3年ぶり。藤川政権では初となった。3日の同戦でも、相手助っ人に一発を浴びていた左腕は「僕のミスです。しっかり投げ切れなかったのはミスなので。また切り替えて、がんばります」と厳しい表情を崩すことなく、挽回を誓った。

 一方の攻撃陣は、今季から先発転向した広島・栗林にテンポ良く腕を振られた。最速146キロの速球にカットボール、フォークを織り交ぜられて五回まで1安打。ストライク先行で主導権を握られ、七回まで散発3安打と苦しんだ。

 相手右腕とは昨季まで、リリーフとして対戦の経験がある。印象の違いを問われた指揮官は「相手チームなので、なかなか評論はできないですね」とした上で「素晴らしいピッチングだったと思います」と脱帽。3度の対戦で2三振を含む無安打だった主砲・佐藤輝は「真っすぐのスピードは落ちていますけど、それでもコントロール良く投げていたと思います」と高い制球力に言及した。

 七回まで劣勢を強いられるも、八回は下位打線から好機をつくって近本が一時同点の犠飛。完封負けの可能性もあった中で、各自が勝利への執念を燃やし続けた。敗戦の中で示した粘り腰は、今後につながっていく。

 今季初の4連勝と同一カード3連勝を逃すも、まだシーズンは始まったばかり。7日からは舞台を甲子園に移して、1・5ゲーム差で追う首位・ヤクルトを迎え撃つ。待ちに待った本拠地開幕での首位攻防戦。藤川監督は「いい試合ができればなと思います」と表情を引き締めた。地元ファンの熱い後押しも力に変え、再び上昇気流に乗る。

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