阪神・戸井 特大1号2ランも笑顔なし「もう一回支配下に」 平田2軍監督は絶賛「新幹線に当たるかと思った」

 「ファーム・交流戦、中日0-6阪神」(2日、ナゴヤ球場)

 指揮官も絶賛の“新幹線弾”が飛びだした。育成の阪神・戸井が左越えに特大の1号2ラン。平田2軍監督が「(防球)ネットを突き破って(左翼後方を走る)新幹線に当たるかと思った」と表現するほどの当たりがチームの快勝に花を添えた。

 4-0とリードした九回2死一塁。すさまじい打球音が球場にこだました。「初球から自分のスイングをしようと思った」と、中継ぎ左腕・斎藤が投じた初球を一閃(いっせん)。打った瞬間の当たりは追い風にも乗って、あっという間に左翼フェンスを越えて防球ネットを揺らした。

 会心の一打に「良い感じで打てた」と話すも笑顔はなし。背景にあるのは、高卒4年目の今季から育成契約となった危機感。八回に代走から途中出場していた戸井にとっては、この試合の最初で最後の打席での快音だった。「今日も自分にとっては大事な一打席。もうやるしかないんで」と表情には覚悟がにじむ。

 思い切りの良い打撃の一方で「追い込まれてからが課題」と、克服に向けてバットを振り込む毎日。「結果を出し続けて、もう一回支配下に戻れたら」と、名古屋の夕暮れに誓った。

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