阪神・藤川監督 DeNA新助っ人・コックス打ち崩せず「球筋をしっかり確認することはできた」次戦攻略へ
「阪神1-4DeNA」(1日、京セラドーム大阪)
連勝が3で止まった試合後、阪神・藤川球児監督は敗戦を冷静に受け止めた。エープリルフールに「4連勝だ」-と、叫びたくなるが悲観する敗戦でもない。互いに生活を懸けて戦う真剣勝負。指揮官は「勝負ですから」と前を向いた。143試合を戦うペナントレース。敗戦は次に向かう糧にもなる。
DeNAの先発は新助っ人・コックス。開幕から5試合で初対戦の先発投手は、巨人のルーキー・竹丸、山城、31日のデュプランティエに次ぐ4人目だった。初回、阪神の先発・ルーカスが3点を失い、迎えた裏の攻撃。先頭の近本が150キロの直球で3球三振に倒れると、中野はカットボールで空振り三振に倒れた。
森下も相手のシフトにハマり、二直で三者凡退。3イニングを無安打で完全に封じられた。それでも四回2死から森下、佐藤輝の連打で一、三塁を作ったが、大山がスプリットで空振り三振に倒れた。序盤は150キロ超の直球とカットボールが中心。中盤はカーブ、ツーシーム、フォークと球種で幅を広げられ、的を絞らせない投球だった。
結果的に6回5安打で1得点。森下のソロで一矢報いた形になった。中盤以降は毎回のように走者を置き、あと一歩まで攻めたが脳裏に残る苦い記憶もある。昨季、同球団に在籍したケイは天敵。8試合の対戦で2勝1敗だが防御率0・85、対戦打率でも・150と抑え込まれた。苦手を作らないためにも早めに攻略しておきたい。4打数無安打に終わった中野がチームの総意を代弁する。
「まだまだ対戦する機会もあるし、次をどうするかがすごく大事。やられっぱなしではなく次、対戦する時にやり返せるように。球筋をしっかり確認することはできた。軌道は頭に入りました」
打線は開幕から5戦連続得点中。1試合平均7・6安打、4得点と攻撃の形も作っている。1安打も2三振と封じられた近本は「いい投手でした」と、短い言葉に強くリベンジの思いを込めているようだった。「次に対戦してみてですね。とにかく帰って映像を見て、また次にいく」とは藤川監督。チームの総力を挙げ次戦攻略の糸口を探る。
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