阪神・中野 球団15人目の通算100盗塁「150、200個と数を増やせられるように」
「阪神4-1DeNA」(31日、京セラドーム大阪)
勢いよく二塁ベースに滑り込み、スタンドの熱気を増幅させた。阪神・中野が球団史上15人目となる通算100盗塁を記録。「気づいていなかった。後から(周囲に)言われて『そういえば、そうだったんだな』って思った」と表情を変えることなく、淡々と振り返った。
五回だ。内野ゴロで一塁に残ると、森下の3球目にスタート。快足を飛ばして今季2個目の盗塁を決め、押せ押せムードを高めた。プロ1年目の21年に30盗塁で盗塁王を獲得し、昨季はリーグ4位の19盗塁。塁間での攻防に心血を注ぎ続け、成功を積み上げてきた。「まだまだ通過点。もっと150、200個と数を増やせられるようにやるだけかなと思う」と今後に向けて目標設定した。
盗塁の前に見せた働きも、見逃せない。五回は1死満塁の好機で打席が巡った。デュプランティエに追い込まれるも、何とかバットに当てて二ゴロ。快音ではなかったが今季初打点を挙げて、2点目に絡んだ。「事を起こせば点につながるかなっていう意識はあった。三振しないことを頭に置きながら食らい付いた結果、いいところに飛んでくれた」とうなずいた。
チームは3連勝も、背番号7は浮足立つ様子はない。「毎試合、新しい気持ちでみんな臨んでいると思う。いい時こそ、何かのほころびですぐチームが悪くなってしまうことはある。いいゲームができるように、明日も気を引き締めてやっていく」。地に足を着け、堅実に勝利を支えていく。
◆阪神では15人目 中野の通算100盗塁は球団在籍中15人目。現役では近本200盗塁に次ぎ2位。なお盗塁死は35しかなく、成功率.741は球団100盗塁以上では5位。なお最高成功率は赤星の.812。
