阪神・高橋遥人 今季初登板で5年ぶり完封勝利 左膝に打球受けるも執念続投でチーム初勝利導く

9回、岸田を空振り三振にしとめ完封勝利。雄たけびをあげる高橋(撮影・金田祐二)
巨人打線を相手に力投する高橋(撮影・西岡正)
完封勝利を挙げ、近本から頭をなでられる高橋(撮影・佐々木彰尚)
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 「巨人0-2阪神」(28日、東京ドーム)

 阪神の先発・高橋遥人投手が、今季初登板で最後まで投げ抜き3安打完封勝利。2点のリードを守り、チームを今季初勝利に導いた。

 プロ入り初の開幕ローテ入りを決め迎えた初登板。立ち上がりからキレ抜群のストレートを軸に巨人打線を圧倒した。初回からストライクを先行させ、一人の走者も許さなかった。低めのボールでゴロを打たせ、高めのボールでフライを打たせる。常に投手優位を保ち、わずか44球で4イニングを投げ切った。

 続く五回には、先頭のダルベックをクロスファイアで3球三振。しかし岸田にグラブをはじく投手強襲の内野安打を許すと、続く坂本には低めの変化球を中前に運ばれた。それでも増田陸を三振に仕留め、中山を二ゴロに打ち取ってピンチを脱出。粘りの投球でホームを死守した。

 ここまでのキャリアは度重なるケガに悩まされた左腕。昨季途中から戦線に復帰すると、久しぶりに充実のオフを送ることができた。キャンプから順調に状態を上げると、オープン戦は4試合で防御率0・60と無双。直近13イニング連続無失点と、誰もが認める形で開幕ローテを勝ち取った。

 2点リードで迎えた八回、1死から中山の打球を左膝に受けた。一度、治療でベンチに戻ったが、再びマウンドに戻ってイニングを完了。最後は代打・丸を一ゴロに抑えた。九回には2死二、三塁と一打同点のピンチを背負ったが、岸田を空振りの三振に切り取った。

 高橋の完封は2021年10月2日・中日戦以来5年ぶり。気迫の投球でチームを鼓舞した。

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