阪神・森下“逆開幕男”返上 開幕黒星も孤軍奮闘!Gキラー健在3安打「また切り替えて明日頑張ります」
「巨人3-1阪神」(27日、東京ドーム)
プロ野球は27日、セ・パ両リーグの公式戦が開幕した。連覇を狙う阪神は敵地で巨人に敗れ、2年ぶりの開幕戦黒星となった。悔しい敗戦の中、森下翔太外野手(25)は4打数3安打。WBCでも輝きを放った若武者がさらなる進化を予感させた。連敗阻止へ、2戦目も大暴れして、チームに今季初白星を呼び込む。
虎の連覇へ、森下の快音から幕を開けた。チーム初安打に左翼席の虎党から、得点したのかと錯覚するほどの大歓声を浴びる。「チャンスメークはできた」。1本で終わらず、圧巻の猛打賞。宿敵の新人相手に歴史的な敗戦を喫したが、猛虎打線の恐ろしさを改めて印象づけた。
豪華な演出でオープニングセレモニーが開催され、開幕戦にふさわしい緊張感で午後6時18分に試合開始。初回は初対戦のドラフト1位・竹丸(鷺宮製作所)にあっさりと2死にされたが、森下が黙っていなかった。1ボールから148キロの速球を振り抜き、打球速度180キロの強烈なライナーで左前打。四回には無死一塁からチェンジアップを左線に運び、大山の犠飛をアシストした。
結果的に開幕戦で新人投手が勝利という、球団史上初の快挙を成し遂げられた。「自分からあんまり崩れることなく、しっかり腕も振って投げる投手だった」と素直に脱帽。でも、まだ143分の1が終わっただけ。「まだ始まったばかり。これからデータも出てくると思うので、しっかり頭に入れていきたい」。試合後も悲観する様子は全くなく、宿舎へと歩みを進めた。
2点ビハインドの九回には田中瑛から遊撃への内野安打。全力疾走で一塁へ駆け込み、最後の最後までファイティングポーズをとり続けた。昨季も巨人戦は打率・333、6本塁打、22打点と主要3部門でカード別トップ。これまで開幕戦は9打数1安打と苦しんでいたが、今年も“Gキラー”ぶりは健在だった。
昨季は広島との開幕2戦目に床田から逆転2ランを放った。チャンスメークもできるが、ここぞでの一打、一発が最大の魅力。「まだ1試合。チーム的にも全然、明日いければ問題ないかなと思う」。28日は新外国人のハワードと先発で対戦する。2年連続の2戦目弾といきたい。
チームは2年ぶりの開幕黒星発進。開幕戦の伝統の一戦は20、24年に続き、3連敗となった。巨人相手に開幕カード勝ち越しを決めたのは04年までさかのぼり、過去4度は負け越している。「また切り替えて、明日頑張ります」。再び頂点に立つため、こんなところでつまずくわけにはいかない。
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