野村阪神初陣は長嶋巨人に完敗… 【プレーバック“伝統の開幕戦”】

 【99年4月2日、阪神●1-8巨人】

 前年までヤクルトを率いた名将、野村克也監督を迎え、いきなり伝統の一戦で開幕。長年にわたり“口撃”を続けてきた長嶋監督を相手に、列島注目のプレーボールとなった。

 二回に今岡がソロ本塁打し先制する。ところが藪が五回に元木に逆転2ランを浴びた。さらにドラフト3位ルーキーの福原忍が、高橋に満塁本塁打を喫するなど大量6失点。ここで勝負あった。

 阪神はシーズン序盤こそ首位に立つなど健闘したが、終わってみれば最下位に沈んだ。主砲候補のブロワーズが、不振で夏前に退団。左腕メイが野村監督の批判文書を配布するという前代未聞の暴挙に出るなど、外国人に泣かされ続けたシーズンでもあった。

 一方の巨人は2位。初優勝を果たしたダイエー王貞治監督とのONシリーズは、翌年に持ち越された。

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