阪神 野球振興プロジェクト開始で夢プラン 西宮市の中学軟式チームで大会、決勝は甲子園で

 阪神が4日、野球普及、振興活動に関する球団プロジェクトを「TRIAL BASEBALL」と総称し、ロゴやコンセプトムービーを製作したと発表した。球団は昨年1月に野球振興室を新設。嶌村聡球団本部長兼野球振興室長(58)が、活動をより拡大していく方針を語った。その一環として今年9月から、西宮市内にある中学部活動地域展開の支援を行うが、トーナメントの決勝戦を、甲子園球場で開催する夢プランを明かした。

 野球の普及活動に尽力する振興室スタッフが、特注のジャージーを着用し記者会見で一堂に会した。中心に立った嶌村球団本部長兼野球振興室長が、プロジェクトを「TRIAL BASEBALL」と総称し、今後の活動をより拡大していく意義を語る。そこには伝統球団が背負う責任があった。

 「今年、創設91周年を迎える球団。古くからやっているというところにおいて、やっぱり責任があると思っています。われわれが活動の地域を拡大していき、地道に、継続していくというのが一番の強みだと思います」

 巨人と並び球界のシンボルとして歴史と伝統を紡いできた。昨今、野球人口の減少が叫ばれている中で、同プロジェクトは「どんどん旗を振って、前に向いて進んでいく。シンボリックにやりたい」という決意表明でもある。具体的には昨年1月に野球振興室を設置。「女子野球」「アカデミー事業」に加え、「野球の普及・振興活動」と3つを軸にしている。

 昨年12月に西宮市と連携協定を結び、今年9月から中学軟式野球クラブ活動を支援すると発表。登録申請のない市内3カ所の空白地に地域クラブを設立する。市と地域クラブ向けの大会「タイガースカップ」を共催予定で、嶌村室長は「トーナメントの決勝は甲子園で行うことを計画中です」と説明。新たな夢プランの一端が明かされた。

 西宮市内で育った佐藤輝は阪神タイガースジュニア出身。同じく同市で生まれた下村ら現役選手が、大会のプレゼンターを務めることも検討されている。また、4月から6月には独立リーグ球団と、交流試合として5試合を開催すると発表した。「切迫感を持ちながらやっているのは事実。活動を一層加速させて、少しでも野球人口の減少率をとどめたい」と同室長。球界随一の人気球団が、新たなシンボルになる。

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