阪神・糸井SA 春季キャンプ臨時コーチで「全選手の超人化」へ秘策 昨年のクリケットバットに続き秘密兵器「考えていますよ」

 阪神、オリックス、日本ハムで活躍し、昨春と昨秋の阪神キャンプで臨時コーチを務めたデイリースポーツ評論家・糸井嘉男氏(44)の「超人目線」。今回のテーマは3度目の臨時コーチを務める2月のキャンプ。「全選手の超人化」とらしさ全開で2リーグ制以降、球団初の連覇に貢献する意気込みを語った。昨季はクリケットバットや“超人ボール”を持参。新たな秘密兵器も「考えていますよ。お楽しみに!!」とニヤリ。若虎育成に秘策あり-だ。

  ◇  ◇

 間もなくプロ野球選手にとっての正月、キャンプインを迎えますね。球団として2リーグ制以降、初のリーグ連覇に挑むシーズン。僕も2月は3、4日と8、9日の計4日間、現地で再び臨時コーチを務めさせていただきます。阪神のSAとしても微力ではありますが、チーム力アップに貢献したいと考えています。

 就任に際して藤川監督からは「全員、超人にしてほしい」と頼まれました(笑)。今年もこうやってまた監督から直々にオファーを受け、チームに携わらせていただくことに感激していますし、素直にうれしいですね。また、グラウンドレベルで選手たちと会えるのが楽しみで、僕の体もバッチリ仕上がってます。

 昨秋の安芸キャンプでは、監督に「左バッターを頼むな」と言われ、前川選手や高寺選手、嶋村選手らを見ました。阪神は1番の近本選手から、中野選手、森下選手、輝、大山選手と、実績を残す打者がそろっているチーム。今回も基本は若手選手の指導になると思いますが、秋に見た子たちがどんなオフを過ごしたか、グラウンドで会えば分かります。成長した姿を楽しみにしています。

 今回も秘策?それは、ありです。昨年はクリケットバットを持参しました。実は当時も臨時コーチが決まってから、テルに必要なものは何かをずっと考えました。シーズン中、誰にでも好不調の波はある。その波を少しでも小さくしてあげたいと思いついた策です。ドジャース・大谷翔平選手が使用していたのも頭にありましたし、大谷選手の動画も見て「これだ!」と確信したんです。

 昨季40本塁打、102打点でリーグ2冠の輝は毎年、毎年、続けて何かを言っても意味がないと考えます。あれだけの結果を残した選手ですから、やるべきことは当然分かっていますよ。基本的にはグラウンドでの姿を見守っていこうと思います。若い選手の指導には、今回も考えていることがありますが、それはまだ秘密にしておきます。ただカメラマンの皆さん、シャッターチャンスを逃さないように、楽しみにしていてください。

 僕が今年のキーマンと考えるのは、野手では前川選手とドラフト1位の立石選手。投手では工藤選手です。100マイルを投げる投手が希少で魅力的なように、遠くに飛ばせる能力は教えて身に付くものではありません。ポテンシャルを存分に秘めた3人に期待しています。それに楽しみな選手は具志川にもいます。

 それは野手転向を決めた西純選手です。今オフ、本人から相談を受け「勝負を懸けます」と、力強い決意を聞きました。全力で支えるし、全力で応援するとも約束しましたから、再会できる日を楽しみにしていました。どれだけの練習を積んできたのか。純矢にも会うために、具志川にも行きたいと考えています。さあ、球春到来。“超人化計画”を始めましょう。

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