阪神・小野寺“虎の神”へ 元旦ニューイヤー駅伝見て「走りたくなった」奈良から大阪まで生駒山を1時間で走破

 阪神の小野寺暖外野手(27)が10日、大山悠輔内野手(31)とともに兵庫県尼崎市の日鉄鋼板SGLスタジアムで自主トレを行い、年始は徒歩3時間かかる奈良・生駒山の山道を1時間で走破したことを明かした。過酷な自主トレを経て迎える今季はチームの切り札になることを意気込み、“虎の神”を目指す。

 最高のシーズンのスタートへ小野寺の足取りは軽かった。「実家に帰ったらいつも駅伝がついているのでなんか走りたくなりました」。奈良県生駒市の近鉄一分駅から大阪府東大阪市の近鉄新石切駅までを結ぶ生駒山の過酷な山道。距離にして約8・1キロ、徒歩約3時間の道のりだが、1時間と驚異的なタイムで走破した。「それでも向こうに着いたころには(足が)ぷるぷる」と限界だった。

 「めっちゃ坂なので。いつも箱根とかもそうですけど、すごいなと思って。走りに行ったらちょっと気持ち良くなって行っちゃいました」。例年は一分駅から同じ生駒市内の宝山寺駅まで2・9キロの道を走っていたが、無我夢中で走るうちに県境を越えていた。

 「ランニングが一番きつい」と語る小野寺が限界まで頑張れるのには理由があった。「僕が8時30分くらいに来るんですけど、その時にはランニングし終わって汗だくの状態で大山さんがいる。それはすごいなと」。先輩の背中に何度も刺激を受けた。

 普段から姿勢を見てきた。「シーズン中からウエートでも大山さんは『もう1セット行こう』と言ってくる。良い練習ができています」と追い込む習慣を学んだ。

 譲れないプライドがある。「守備だけは負けたくない。ピッチャーに信頼してもらえるような守備ができたら」。昨季までは代打での出番が多かった。今季も勝負どころで華麗な守備や豪快な打撃を披露するチームの切り札でありたい。過酷なランニングもその決意の表れだ。「追い込むことだけは変わらずやっています」。自らを追い込むことで守備も打撃も向上させていく。

 この日は大山とともにキャッチボールやウエート、マシン打撃、ランニング、外でのノックなど、充実した一日を過ごした。「暖がいて良かったなという試合を増やしたいです」。チームを救う“虎の神”となり、連覇のゴールテープを手繰り寄せる。

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