阪神の佐藤輝明内野手が７日、フジテレビ系で放送された「すぽると」に生出演。ドラフト１位・立石正広内野手に「十分活躍できる技術もパワーもあると思います」と「次世代最強打者」に選出した。

　まだ面識はなく、映像を見ただけだが「パワーがすごい。（タイプ的に）右バッターなんで森下みたいな。十分活躍できる技術もパワーもあると思います」と評し、「壁に当たるかもしれないけど、強く振るという良さは絶対に消さないでほしい」と話した。

　この日はプロ野球選手１００人が選ぶ「打撃部門」でソフトバンク・近藤と並んでトップに立ち、「現役のトップの選手に選んでいたたいだことはうれしい」と語った。

　今季、佐藤輝はセ・リーグで本塁打、打点の２冠に輝き、２１票ずつで近藤とトップを分け合った佐藤輝。ヤクルト・村上は「甲子園が本拠地であれだけ本塁打を打てるのはすごい」と語り、巨人・岡本は「きちんとコンタクトして捉えている」と評した。

　他の選手も一様に語ったのは「コンタクト率」の上昇。スタジオでは実演解説も行い「変えたのは右足の使い方。今までは軸足に残ったまま回転する意識があったんですが、それでバットが下がってしまうクセがあった。今年は右足で回転するという意識があった」と明かした。「いい角度でバットを出すために右足を意識した。大谷選手を参考にしてよく見ていました」といい「キャンプからずっとやってて、シーズン序盤では形になったかな」と進化の秘けつを語った。

　来年３月のＷＢＣについても問われ「ＷＢＣという舞台は小さい頃から見ていたので。選ばれて活躍したい」と佐藤輝。対戦したいのは「米国代表ですね。スキーンズ選手と対戦できたらうれしい」と今季のナ・リーグサイ・ヤング賞右腕の名前を挙げていた。