元阪神・北條がDeNA・藤浪とトークショー 新たな夢は“凱旋共演” 解説者として「そういう機会があったら楽しい」

 元阪神で、社会人・三菱重工Westでプレーを続ける北條史也内野手(31)が29日、大阪市内でチャリティートークショー「じょう祭」を開催し、DeNA・藤浪晋太郎投手(31)がゲストで登場した。高校時代からしのぎを削り、阪神に同期入団した2人はイベント初共演。現在、テレビの解説も務める北條は、藤浪の阪神戦登板を心待ちにし、甲子園での新たな“共演”を夢見た。

 大阪人らしく、息ぴったりのトークで会場を沸かせた。必死にMCを務める北條に藤浪が突っ込みまくる。「MC北條というのは心配してたんですけど、何とかなるんですね。2人でのお立ち台というのが結局なくて、今後もないでしょう。2人でイベントができて良かったし、うれしかったです」。イベント後、藤浪は充実感を漂わせた。

 高校時代は2季連続で、甲子園決勝で激突。阪神に同期入団し、10年間、一緒にプレーした。藤浪はメジャー挑戦を経て、今年7月にDeNAに電撃加入。北條は社会人でプレーを続けている。

 現在、解説者として活躍の場を広げる北條は新たな“共演”を夢見た。「来年は投げてる時にやれたらおもしろい。解説は何カ月か前に決まるので運でしかないですけど、そういう機会があったら楽しいですね」。藤浪の甲子園凱旋(がいせん)を心待ちにしつつ、放送席から見届けられるように願った。

 藤浪もDeNAに入団した際、「甲子園で投げられるのは楽しみ。ブーイングだけされなければいいな」とジョークを交え、対戦したい選手に佐藤輝を挙げていた。聖地の申し子にとって、甲子園のマウンドは特別。来年実現すれば、盛り上がることは間違いない。

 会場には阪神だけでなく、DeNAファンの姿もあった。「ありがたいですね。関西のイベントでこれだけDeNAのユニホームやTシャツを持ってきてくださると、応援してもらえているなと感じます」。感謝の思いを持って、両チームのファンへ勇姿を届ける。

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