阪神・梅野 4000万減の1・2億円でサイン 残留決断13年目へ覚悟「自分の役割、自分の姿を見せていけるように」
阪神の梅野隆太郎捕手(34)が17日、兵庫県西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸1億6000万円から4000万減の1億2000万円でサインした。22年からの4年契約が今季で終了したが、10日に海外FA権を行使せずに残留することを発表。単年契約を結んだ。今季は入団から2番目に少ない52試合の出場にとどまり、トレードで日本ハムから伏見寅威捕手(35)の加入も決定。強い覚悟で勝負の13年目へ挑む。(金額は推定)
緑色のスーツに、花柄のネクタイをビシッと締めて会見場に現れた。梅野の表情は終始明るかったが、25%の大幅減額でサイン。「来年もタイガースでプレーできる。球団に対しても感謝の気持ちでいっぱいです」。FA権を行使せず、再びタテジマで戦うことを決断。勝負の一年へ、強い覚悟を口にした。
「この一年、なかなか出場機会がなく、ファンの皆さんに球場でプレーする姿を見せられなかった。来季こそは活躍する姿、プレーする姿、元気な姿を見せられるように、しっかりと準備をして頑張っていきたい」
今季は入団から2番目に少ない52試合の出場に終わった。打率・220で2年連続の0本塁打。坂本が正捕手となり、出場機会は少なくなっている。さらに、14日には日本ハムからトレードで伏見の加入が決定。正捕手争いは、さらに激化しそうだ。
球団からは「梅野らしく一生懸命頑張ってほしい」と背中を押された。経験値の高さもあり、梅野にしかできないことがある。そして、ベンチにいたから見えた景色で気づきもあった。「後ろからいく大変さ。そこの大切さを感じてこそ、チームだと思う」。代打や代走、守備固め。スタメン以外の役割がチームを強くすることもわかった。
23年は死球による骨折もあった。今年は体のストレスを感じず、けがなくシーズンを戦い抜くことができた。「これを継続するため、もっとパフォーマンスを上げていくために、自分の今できることをやって、キャンプインで元気な姿でプレーしたい」。当然、闘志は消えていない。
残留を選んで、4年間で2度の優勝を経験できた。単年契約になろうと目標は変わらない。「連覇に向けて自分の役割、自分の姿、そういうものを見せていけるようにやっていきたい。まずはファンの方と喜びを分かち合えるために、リーグ優勝、連覇を目指して頑張っていきたい」。歓喜の輪に、梅野の存在は欠かせない。
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