野手転向の阪神・西純 秋季キャンプのテーマは「強い打球を打つ」初日から屋外306スイング、室内200球弱

 「阪神秋季キャンプ」(1日、安芸)

 阪神の秋季キャンプが高知県安芸市の安芸市営球場でスタートし、今秋から野手に転向した西純矢外野手(24)が転向後初のキャンプで野手練習を行った。フリー打撃で柵越えを放つなど潜在能力の高さを示し、今秋のテーマに「強い打球を打つこと」を設定。充実感あふれる表情でメニューに取り組み、野手としての第一歩を踏み出した。

 快晴の安芸でキャンプスタートの号砲を打ち鳴らした。「外野手」としての参加となった今キャンプ。高知の虎党の視線は西純のフリー打撃にくぎ付けだった。柵越えを1本放つと、途端に拍手が湧き起こり、西純も拳を握って応えた。順調なスタートに見えたが、本人は課題を感じていた。

 「(手応えは)全然良くないです。タイミングがうまく取れないし、再現性良く打てない。少しでも周りの選手のレベルに追いつきたい」。言葉の端々に焦りもにじんでいた。

 ティー打撃では北川打撃コーチから身ぶり手ぶりを交えて指導を受けた。「強い打球を打つことと体が疲れたりすると、ドアスイング(腕が真っすぐ伸びた状態でスイングすること)になる」とアドバイスを受け、その後は修正を図った。

 見守った平田2軍監督は「野手として生きていくという姿勢は見える」と覚悟を感じ取っていた。北川打撃コーチも素質に太鼓判を押す。「ポテンシャルは当たれば面白い力を持っているし、器用さもちょっと感じる」と高評価。粗削りではあるものの、素材は一級品だ。今後は「ヘッドを使うというかそういう感覚を付けさせる。ヘッドの重みを感じながら打つイメージを持ったら、楽に飛ぶ」と指導方針を明かした。

 屋外ではティー打撃とフリー打撃の63スイングを合わせて、計306スイング。さらに室内練習場で200球弱のマシン打撃も行った。加えて左翼での守備練習や、坂道のダッシュと盛りだくさんのメニューをこなした。西純は「高校でもこんな練習はしていない。人生で一番練習していると思います」とヘトヘト。それでも「なんとか耐えました」と充実感に満ちた笑顔を見せた。

 「せっかく来ているので、少しでもレベルアップできるようにと思ってどんどん吸収できるようにやっています」。課題は山積しているが、一つずつクリアして、打者として1軍舞台に返り咲く。

 ※打者転向の西純は、球団の秋季キャンプメンバー発表に合わせて、本日から外野手と表記します。

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