阪神・才木 今オフポスティングなら5年以上120億円規模か 評価急上昇でMLB争奪戦必至、球団に20億円超の譲渡金も

 阪神・才木浩人投手(26)が今オフにポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦が球団から容認された場合、契約総額が最大約8000万ドル(120億円)以上の規模になる可能性があることが30日、米球界関係者への取材で分かった。昨オフ契約更改後の会見で将来的なメジャー志望を公言。球団が受け取る譲渡金は約1350万ドル(約20億円)以上になることが見込まれ、市場に名を連ねることとなればメジャー球団による争奪戦が予想される。

 米球界が才木の動向に熱い視線を送っている。ストーブリーグを目前に控えた海の向こうでは右腕の評価が急上昇していた。

 米球界関係者は今オフ市場に出た場合に、契約規模は5年以上で契約総額が約8000万ドル(約120億円)以上になる見込みであることを明かした。この場合、阪神が受け取る譲渡金は約1350万ドル(約20億円)以上。2024年にポスティングシステムでDeNAからカブスに移籍した今永が4年契約で約77億円、譲渡金約14億円とされており、それを上回る金額となる。

 米球界ではクオリティースタート(先発で6回以上自責3以内)を安定して達成できる投手を指す「クオリティー・ピッチャー」の人数が少ないこともあり先発投手の需要は上昇中。今年で27歳とまだ若い才木の伸びしろへの期待は大きく、長期契約を考える球団が多くなることが予想される。

 さらには、今年のワールドシリーズに進出したドジャースは大谷、山本ら日本人選手が活躍していることによってスポンサー収入が急増。ビジネス面から見ても日本人選手は高く評価されており、虎の右腕のバリューは確実に高まりつつある。

 2016年ドラフト3位で入団し、通算9年で45勝26敗、防御率2・18。今季は12勝6敗、防御率1・55で最優秀防御率のタイトルを獲得して2年ぶりのリーグ制覇に大きく貢献した。直近2年連続で規定投球回に到達し、23年から3年連続で防御率1点台をキープ。今季開幕前のドジャースとのプレシーズンマッチでは先発で5回無失点、7奪三振の快投で「SAIKI」の名を世界に知らしめた。

 昨オフの契約更改の場でメジャー志望であることを公言し、海外FA取得は最短で32歳となる2030年となることからポスティングシステムによる移籍を目指している。球団は代理人と接触済みで、これから本格的な交渉が進んでいくと見られる。

 16日のCSファイナル・DeNA戦(甲子園)ではパドレス、フィリーズなど9球団のスカウトが視察。聖地で育った右腕は今、世界から注目を集めるまでに成長を遂げた。

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