阪神先発・高橋の左肘に打球直撃 五回途中で緊急降板のアクシデント 利き腕に当たり甲子園騒然 畠が2番手でマウンドへ

 「SMBC日本シリーズ2025、阪神-ソフトバンク」(29日、甲子園球場)

 五回、阪神先発・高橋の左腕にソフトバンク・周東の打球が直撃し、緊急降板するアクシデントがあった。

 阪神が1点ビハインドの五回1死一、二塁の守備。初球を打ち返した周東の鋭い打球が投手方向へ飛び、高橋は右手にはめたグラブを出して捕球を試みたが、打球はグラブをかすめて左肘外側付近を直撃した。それでも高橋は一塁方向に転がった打球に全力疾走で反応。ボールを処理した一塁・大山が二塁に送球したがセーフで、1死満塁となった。

 高橋のもとにはすぐに安藤コーチやトレーナーが駆けつけ、高橋は治療を受けるためにベンチ裏へ。その後、藤川監督が2番手・畠への投手交代を告げた。

 利き腕への打球直撃に球場も騒然。高橋はグラウンドに戻ることなく、75球で交代した。

 1死満塁で登板した畠は続く柳町の左犠飛で0-2に。山川へ四球を与え2死満塁としたが、最後は栗原を空振り三振に仕留めて、甲子園が大歓声に包まれた。

 先発の高橋は4回1/3を6安打2失点だった。

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