阪神 21年ドラ1の森木が4年で戦力外「驚きましたけど受け止めて」苦悩の日々明かす「矢印が自分の方に向きすぎた」現役続行を希望
阪神の森木大智投手(22)が1日、来季の契約を結ばないことを通告された。「驚きましたけど、ある程度予測はしてたので、しっかり受け止めて」と心境を語った。今後については「まだ若いので、現役は続けたいと思っています」と力を込めた。
森木は150キロ超の速球が魅力で、高知高から21年のドラフト1位で入団。高卒1年目から先発デビューを果たすなど、順調なスタートを切った。「1年目は怖いもの知らずで、バッターと勝負して楽しんで投げられてた」と振り返った。
ただ、「そこからいろんなことが見え始めて、矢印が自分の方に向きすぎてしまったのがよくなかった」と苦悩の日々。2年目からは1軍登板のないまま、昨オフには育成契約となった。再起を誓った今季だったが、ファームでも制球難に苦しみ、14試合の登板で防御率13・81と厳しい結果に終わった。
「学びしかなかった」と振り返った阪神での4年間。「目標だけが見失わず、貪欲に努力できたとことは自分を褒めてもいいのかな」と語った。右腕は11月に行われる、選手会主催のトライアウトにも参加する意向を示している。
▽戦力外を通達された7選手は以下。
佐藤蓮投手(27)、川原陸投手(24)、渡辺諒内野手(30)、野口恭佑外野手(25)、育成の森木大智投手(22)、鈴木勇斗投手(25)、ホセ・ベタンセス投手(25)
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