阪神・平田2軍監督「ファンのありがたさを感じた1年」SGL元年20万人突破「ファンの人たちの後押しが成長に」
「ウエスタン、阪神6-2オリックス」(28日、日鉄鋼板SGLスタジアム)
ウエスタン最終戦は劇的な逆転勝利で幕を閉じた。阪神・平田2軍監督は「最終戦ということもあって、ほとんどの選手を出してあげようってところもあった。最後は粘り強く良い形で終われた」と選手たちの奮闘をたたえ、66勝48敗13分けの3位となった127試合を総括した。
SGL元年。4355人が集まったこの日、球団主催試合の入場者数は20万人の大台を突破。「タイガースファンの次なるスターが出てこないかという期待感だよ」と結果に胸を張り、続けて「これだけのファンの人たちがSGLに足を運んでもらって、タイガースファンのありがたさを感じた1年だよ。ファンの人たちの後押しが成長につながるよ」と感謝の言葉を惜しまなかった。
1軍は藤川新体制で2年ぶりの優勝を手にした。2軍からも多くの選手を送り込むなど、果たした役割は大きい。「藤川監督が若い選手や調子の良い選手、中堅クラスも含めてうまく活用してくれた。われわれが実りの秋にしていかなきゃいけない」。野手では井坪や中川、投手では茨木らがプロ初出場、初登板を経験。今後に控えるみやざきフェニックス・リーグや秋季キャンプに向け、若手選手の1軍経験は大きな財産となる。
「これからですよ。個人個人の技術力アップ。われわれは次のステージが待ってる」。収穫たっぷりのシーズンを終え、勝負の秋へと向かっていく。
◆20万人到達 阪神の今季ウエスタン・リーグ公式戦の主催試合入場者数が。今季最終戦となった28日・オリックス戦(SGL)で4355人を集め。
関連ニュース





