マジック1の阪神・藤川監督 史上最速Vには「興味がないです」「それは運、たまたま通りかかることが人生」
「阪神4-1広島」(6日、甲子園球場)
阪神が逆転勝ち。優勝マジックは1となった。
マジックの対象は巨人、DeNAの2チーム。7日に優勝が決まれば、1990年9月8日の巨人を上回ってNPB史上最速となる。
九回は石井が1死一、二塁のピンチを招きながら、佐藤輝の好守もあり逃げ切り。試合後の取材で「最後まで手に汗握る試合を勝って3連勝、いまの気持ちは」と問いかけられた藤川監督は穏やかな笑みを浮かべ「そんなに手に汗は握っていないですけどね、はい」と、選手への信頼をにじませた。
優勝マジック1の心境には「特にないですね。ないと言いますか、今、監督ですから、ちょっと試合が終わったばかりで頭がそんなに動いてないですけど、まあ、監督という立場で見届けていますから、さあいくかというところですね」とうなずいた。
先発は才木。勝てば無条件で優勝となる一戦だが、「まあ普段通りやってくれればいいですけど。まあまた同じく丁寧にやろうかなと、やってもらおうかなと思います。でもどんな1日になりますかね」と語った。
7日に決めればNPB史上最速Vとなることにも「全く、それを考えてスタートしていないので。そういうものには興味がないです」ときっぱり。続けて、「それは運であったり、たまたまそういうところに通りかかることが人生ですから、もし明日そういう日になったタイガースファンの皆さんにとってもこの1年熱い応援をしてきたかいが、僕たちに響いて、球場に響いて他球団を上回ることになってというところですから」と思いを明かした。
野球スコア速報
関連ニュース





