阪神・石井 44イニング連続0封!球団歴代2位へあと3 逆転後八回、巨人中軸斬り
「阪神5-4巨人」(31日、甲子園球場)
終盤で激しく動く試合に、阪神・石井はブルペンで強く誓った。「なんとか野手が追いついてくれた試合。中継ぎで落とすことはできないと思っていた」。2点のリードを奪った直後の八回、巨人打線の中軸と相対した。先頭・泉口に中前打を浴びたがここでギアを上げた。
岡本との対戦。外角のスライダー、内角の直球で揺さぶると1-1から3球目だ。150キロの直球で真っ向勝負。詰まらせた三ゴロに抑え、併殺でピンチの芽を摘む。続く岸田も直球で二ゴロに封じた13球。45試合連続無失点でまた、自身が持つ日本記録を更新した。
さらに連続無失点イニングを44とし、球団歴代2位の小山正明まであと「3」。8、9日のヤクルト戦以来の連投にも「そこは特に、あまり考えてはいなかったですね。しっかり自分の仕事をするだけなのでね」とサラリと振り返った。チームの屋台骨を支える右腕。連勝に欠かせぬ連投だった。
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