阪神・井坪 降格後2戦連続安打 小谷野コーチから助言「継続して自分でも変えながら」再昇格へ猛アピール
「ウエスタン、中日3-1阪神」(27日、バンテリンドーム)
残り少ないシーズンでもう一度、1軍の舞台を目指す。阪神・井坪陽生外野手が決意の一打で降格から2試合連続安打をマーク。1軍での教えと学びを生かし、再スタートを切った。
「1軍のコーチに『集中力を切らすなよ』って言われてたんで。1軍でやってたことを継続して下でもできてるかなと思う」。2点を追う四回2死。外へ逃げる右腕・草加のスライダーを、しぶとくはじき返して中前打を放った。前日の2安打に続いてこの日も躍動した。
19日にプロ初昇格し、初スタメンに抜てきされた。初打席で初安打を記録したが24日に降格。1週間の間に小谷野打撃チーフコーチから「タイミングをもう少し早く取る」という助言を受けた。2軍合流後も「継続して、自分でも変えながらいろいろ考えて」と練習から意識し、投手に対応した。
1軍での収穫はそれだけではない。「守備も打撃もそうですけど、準備力っていうのをすごい先輩から学んだ」と井坪。「もちろん上でやりたい気持ちはあるので、こっちで結果をしっかり残して、また呼んでもらえるように」。猛アピールして再昇格を果たす。
関連ニュース





