阪神・大山 連夜の決勝打!7年連続60打点、恩師・金本以来の球団3人目 プロ初先発・早川の初星を援護

 「DeNA1-2阪神」(27日、横浜スタジアム)

 前夜チームを救った男が試合を動かした。0-0の四回1死一塁から、阪神・大山悠輔内野手が東の変化球を捉え、左中間を破る先制の適時二塁打を放った。前日は九回に逆転弾を放ち、ガッツポーズをしたことを反省。この日は表情を変えることなく、歓声を浴びた。

 ルーキーの初勝利を援護する一打となった。先発は育成出身で、プロ初先発の早川。力投を続ける右腕にうれしい得点をプレゼントした。「早川に限らず、毎試合そう思って(援護できるよう)やってますけど、なかなかうまくいかないこともある。助け合いをチームでやっているので、初勝利ってことで、めでたいです」と祝福した。

 この適時打で7年連続となるシーズン60打点に到達した。球団では金本知憲以来3人目。自身をドラフト1位で指名し、ルーキーイヤーから2年間お世話になった恩師に肩を並べた。

 6月下旬、「タイガースレジェンズデー」で甲子園に金本氏が来場した際「大山がしっかりしだしたら盤石」と、序盤苦しんでいた男の活躍に期待を寄せていた。その言葉に応えるように、7、8月と夏場に打点を量産。強力クリーンアップを支えている。

 2戦連続の決勝打で、チームは引き分けを挟んで4連勝。優勝へ勢いが止まらない。「また明日試合があるので、しっかり勝てるようにやっていきます」と力を込めた大山。歓喜の瞬間まで突っ走る。

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