阪神 スリムなドリスが2軍合流 金村コーチ「頑張って痩せたみたい」初日からブルペン入りで149キロ

 6年ぶりの阪神復帰となったラファエル・ドリス投手(37)が23日、SGLでの2軍練習に合流した。練習初日からブルペン入りし、149キロを計測。直球など全球種を27球投じて汗を流した。

 チームメートに溶け込んだ助っ人。キャッチボールを終えて早速向かったのはブルペンだった。6年ぶりに球を受けた鈴衛ブルペン捕手は「変化球のコントロールが良くなっていた。以前よりブルペンでも考えて投げるようになった」と成長ぶりを明かした。

 金村投手コーチはキャッチボールやブルペンでの投球を温かく見守り、「すごい頑張って痩せたみたいなので。それぐらい強い思いもあると思う。チームのためにやってくれるんじゃないかな」と期待を寄せた。ブルペンの投球を見た久保田投手コーチも「もっと投げられないかと思っていたけど、しっかり投げられているので、(練習を)しっかりやってきたのかなと」とうなずいた。

 ドリスはまずファームでの実戦復帰を目指す。25日のウエスタン・広島戦(由宇)に帯同の可能性も浮上。帰ってきた右腕がVロードを走る虎の大きな1ピースとなる。

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