10連勝の阪神・藤川監督「デイリーさんの虎の尻尾ですね。10本目」佐藤輝の一発「いいホームランだと思いますね」
「広島1-3阪神」(9日、マツダスタジアム)
阪神はロースコアの接戦を制し、2年ぶりとなる10連勝。貯金は今季最多を更新する17となった。
この日も主軸ふたりが打線をけん引した。二回、佐藤輝が広島・大瀬良から右翼席へ先制の22号ソロ。同点とされた三回は1死満塁の好機で、二ゴロを放ったが、全力疾走で併殺はまぬがれ、勝ち越し。これでこの試合2打点とし、58打点でリーグ単独トップに立った。
藤川監督は佐藤輝の一発について「丁寧にやるのはそうなんですけど、アドバンテージとしてはいつも大きいし、相手に与えるプレッシャーというのも先制点というのが今は出てきていると思いますから。常に丁寧にやると。いいホームランだと思いますね」と称賛した。
試合前の時点で並んでいた森下も負けていない。2-1の七回、1死二塁から右中間を破る適時三塁打。57打点とし、佐藤輝にぴたりとつけた。
投手陣も安定。大竹は5回2/3を1失点で5勝目を挙げ、マツダスタジアムでは通算9勝0敗となった。救援した湯浅、及川、石井、岩崎と無失点リレー。1956年以来、69年ぶりとなる10試合連続2失点以下に抑えた。
藤川監督は勝ち続けている要因について「毎日、丁寧に1つずつやろうとしてくれているというのが一番ですから、あとはコンディションになると思いますね」と評価。続けて「あとはデイリーさんの虎の尻尾ですね。10本目」と、デイリースポーツの紙面で勝利のたびに尻尾が増えていくことにも触れ、取材を締めくくった。
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