阪神 ヘルナンデスの折れたバットが三塁スタンドへ 観客どよめく危険なシーン 解説の鳥谷敬氏「男性がしっかり守ったんですね」女性ファンをかばう行動に

 「ヤクルト-阪神」(27日、神宮球場)

 三回、阪神の攻撃でスタンドがどよめくハプニングがあった。

 三回先頭、ヘルナンデスの打席。1ストライクからランバートの152キロを打ったがファウルに。真っ二つに折れたバットは驚異的なパワーのせいか、先端が高々と舞い上がったバットの先端が三塁側スタンドに飛んだ。スタンドから「危ない」など悲鳴が起こる中、中段の客席に突き刺さるように落ちた。

 そこには阪神のユニホームを着ていた男女のファンがいたが、男性ファンが女性ファンを守りながら回避した。その後、係員が話す様子が映し出された。折れ方によっては刃物と同じようにかなり危険な状態となるだけに、球場が一時騒然となるワンシーンだった。

 解説の鳥谷敬氏も「危ないですね」と言いつつ、VTRが再生されると「男性がしっかり守ったんですね」と語っていた。

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