阪神・平田2軍監督 六回途中降板の伊藤稜に「6回まで最後ひと絞り(できてない)。一番しぼりじゃないんだよ、マルエフな」【一問一答】
「ウエスタン、阪神3-3中日」(31日、日鉄鋼板SGLスタジアム)
阪神は中日と引き分けた。先発の伊藤稜は5回2/3を2失点。打線は1点を追った四回に3点を追加し、リードを奪ったが、九回に富田が1失点を許し、同点に。延長十回までもつれ込んだ。
平田2軍監督の一問一答は以下の通り。
-前川から久しぶりの安打が出た。
「大事なとこで打たなきゃ。2本出てね、ちょっと感じも良くなってきた。今日、ロングティーやったりして。和田コーチに見てあげてつってさ。打球の質が悪い。全部ラインドライブで。やっぱり去年のペイペイドームで満塁ホームラン打った時のあれがイメージあるし、俺ら1年目から彼のね、打球の角度っていうか、そういう質の良さっていうのをね、見てきたんで。フリーバッティングしてても全然飛ばんもん。だからちょっとそういうロングティーして、打球の質というのをね。ちょっと和田コーチに見てもらえっちゅうことで試合前やらせたんだけど、2本出てちょっとはね。(状態上がっている)あそこで最後決めなきゃ。そこがまだまだもう1つ。もう2つや」
-先発の伊藤稜は6回を投げきれなかった。
「ダメだな。もう相変わらず六回ガクッと。今日はもうマウンド行って。毎回同じだよ。3-1で行って追加点取れないところで、あそこで鵜飼から始まってね。投げ切れないようじゃ毎回同じ失敗繰り返して、全然殻破れてない。6回まで最後ひと絞り。一番しぼりじゃないんだよな、マルエフな。お疲れ生はマルエフなんだからね。一番しぼりじゃダメなの。故障から何とか投げてきてこれからもう6月に入ろうとしてんのに、まだそんなことじゃ困る」
-九回に失点した富田の状態はどうか。
「見ての通りやろ。この前の姫路から。1軍の大事なとこで投げてるピッチャーが最後ビビってもうて。情けない。球のキレもスピードも何にもないやん。そんなピッチングしとったって通用するわけない。1軍でもう一回気合い入れ直さないとダメだよ。この前の姫路でも3点取られてるわけやろ。全然だめだ」
-再昇格を目指す椎葉は無失点を続けている。
「椎葉はフォアボールがあかん。ツーアウトからとか、なんでフォアボール出すわけ。そうでしょ。自分で苦しくするやん。そういうところをやっぱり椎葉もクリアしていかないと。本当のボールは良いボール行ってんだから。コース狙いすぎよ。昨日も言った。2ボールにしないように1-1に平行カウントにするようにしていけって。今は良いボールいってんだからね」
-小幡の復帰のめどはどうか。
「まだ全体のあれ(練習)には入ってないんで。そろそろ次の週ぐらいから。実戦も近くなってきてんじゃないかな」
-川崎は初めてのスタメン出場だった。
「これはやっぱりファームなんでね。川崎、頑張ってる。この前の育成の試合もヒット打ったり、いい状態なんで、良いピッチャーの時に出してあげてね。また練習すればいいし。やはりそういう選手たちの育成っていうことで。川崎、ずっと頑張ってんねん。もうキャンプもね、全然やったけど、今一生懸命練習してね。やってるし。そういうところはやっぱりゲーム出してあげないとね。」
-明日の先発は。
「早川や」
関連ニュース




