阪神 今季初のサヨナラ勝ちで首位キープ 森下が押し出し四球で決めた!バット投げて「喜びを爆発させました」0-0の緊迫した延長戦に終止符
「阪神1-0DeNA」(27日、倉敷マスカットスタジアム)
阪神が今季初のサヨナラ勝ちで連勝。首位をガッチリキープした。
試合は延長戦に突入した中、十一回に糸原が「上位打線につなげば何とかなる」と中前打を放って出塁した。ここで代走・熊谷が告げられ、続く近本は右中間へ二塁打を放ち無死二、三塁と好機を拡大した。中野は申告敬遠で歩かされて満塁となった。
ここでDeNAは投手を颯に代えてきたが、森下がフルカウントから冷静に四球を選んで待望の1点を奪った。森下は一塁ベンチに向かってバットをぽーんと投げて喜び爆発。歓喜のウォーターシャワーを浴びた。
お立ち台で「自分は四球だったですけど。チームの勝ちに貢献できてよかったです」とコメント。「迷惑かけてましたし、糸原さんも含めてチーム全体で勝つために頑張ってきたんで。喜びを爆発させました」と明かした。
先発・才木は初回から2死二塁の危機を招くも4番・オースティンを右飛に打ち取って無失点の立ち上がり。五回まで毎回安打を許す苦しい投球となるも要所で粘りを見せた。六回も2四球を与えて2死一、二塁となったが京田を二ゴロ。4四球と制球に苦しみながらも6回1/3を6安打無失点と粘投。しかし、援護に恵まれず5勝目の権利は得られなかった。
打線はクリーンアップ2人の守備位置を組み替えたスタメンが組まれた。「4番・右翼」に佐藤輝、「3番・左翼」に森下を起用。佐藤輝の右翼スタメンは2022年10月2日以来3年ぶりとなった。25日・中日戦(バンテリン)ではプロ5年目で初の左翼で先発。三塁を主戦場としていた中で外野での起用が継続され、三塁にはヘルナンデスが入った。
攻撃型のスタメンで挑んだが、相手先発・バウアーの前に苦戦。二回は佐藤輝が左翼フェンス直撃の二塁打を放つも、後続が3者連続三振。6回までに10奪三振を喫した。4月16日・DeNA戦(横浜)では7回4得点を挙げて攻略するも、この日は振るわなかった。
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