阪神・藤川監督 通算100Sの岩崎を「いや、すごい」と称賛 「まだまだと思いながら進む方が元選手としてはおすすめ」と助言も

 「阪神5-2広島」(17日、甲子園球場)

 快勝で再び首位に返り咲いた阪神・藤川監督は、勝利にポイントに「やっぱり打線が、床田投手に対して得点圏にランナーを置くような粘り強い攻撃があったと思う」と相手先発左腕を攻略した打撃陣を挙げた。

 投手陣も先発・大竹が緩急を生かした投球で八回途中2失点。「いやもう素晴らしかった。実績、数字もある、コンディションも整ってきた。そういう意味でチームの非常に大きなピースが帰ってきたなと。そういう印象を受けるような1イニング1イニングのピッチングだった」と評価した。

 九回は岩崎が締めて通算100セーブ目。「いや、すごい」と称賛した藤川監督は「ああいうポジションで長くやる。元々は入団してから抑えなわけではないですから、非常に長い年月をかけてそういうものを達成にたどり着くというのは、本当に本人の努力とね、忍耐力と、その中でも攻めていかなければいけないというその境地。今後もそういう姿を期待してます」とたたえた。

 岩崎の通算100セーブ100ホールドは、阪神では通算243セーブ163ホールドを残した藤川監督以来の記録。指揮官は「自分自身は遠い昔で何の記憶も残っていないんですけど、岩崎の人生の中で通り過ぎていくような数字かもしれないですけど、一度、現役が終わるまで立ち止まらない方がいいんじゃないですかね。止まらずに進む方が、まだまだと思いながら進む方が、元選手としてはおすすめですね。また明日から頑張ってもらいましょう」と引き続いての奮闘に期待した。

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