阪神・藤川監督がミラクル弾の高寺を絶賛「やっぱり下積みというところがあったので」9回2死、同点のプロ1号ソロ
「DeNA1-1阪神」(13日、ハードオフエコスタジアム新潟)
阪神が九回2死から追いつき、価値あるドローとなった。
0-1の九回2死から高寺が初スタメンに応える値千金の同点ソロ。土壇場で試合を振り出しに戻した。20年ドラフト7位で入団した5年目の22歳。1軍では3年ぶりの安打がプロ初アーチとなった。
藤川監督は「やっぱり彼も高校から入って来て、なかなか出るきっかけがなかったと思うんですけど、やっぱり下積みというところがあったので、最後でもホームランを打っていますけど、飛びついたりしながらでも、泥くさくやろうとする。その年月がかかっているんですけど、それがやっぱりタイガースで活躍するためには結構、高校生には必要な部分ではあるんで」と姿勢を評価。
少ないチャンスで執念が凝縮された一撃に「すごく良い姿で彼にたくさん話をきいてあげてほしいなと。素晴らしかったですね」と絶賛した。続けて「まだまだですけどね」とも付け加え、さらなる飛躍を期待した。
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