阪神がリーグ最速で２０勝到達！５投手で１点死守の完封リレー ドラ１伊原が２勝目 佐藤輝がＶ打
「阪神１－０中日」（１１日、甲子園球場）
「ＮＰＢマザーズデー」として多くの選手が母親への感謝を込めてピンク色のギアで臨んだ一戦、阪神が初回に奪った１点を守り抜いて、リーグ最速で２０勝に到達した。
初回先頭の近本が中前打で出塁。２死一塁から佐藤輝が松葉のスライダーをとらえて、右翼フェンス直撃の先制適時二塁打をマークした。
阪神先発のドラフト１位・伊原（ＮＴＴ西日本）は５回２／３を４安打無失点。初回を三者凡退で立ち上がると、中盤まで球数少なく、テンポの良い投球を繰り出した。
だが六回、代打・鵜飼の左前打で初めて無死から走者を出すと、岡林にも中前打を続けられる。続くカリステがセーフティーバント失敗、上林が右飛で、２死一、三塁と場面が変わると、６６球で交代が告げられた。
２番手の湯浅は２死満塁までピンチを広げたが、最後は高橋を一ゴロに打ち取って無失点。伊原のプロ２勝目の権利を守った。八回には石井が体調不良による降格からの復帰登板を果たした。
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