阪神・藤川監督 才木-梅野バッテリーに苦言「ベストを尽くせたのか」GW9連戦黒星スタート
「中日4-1阪神」(29日、バンテリンドーム)
ゴールデンウイーク真っただ中。バンテリンドームで虎の勝利を信じた名古屋の虎党が悲しみに暮れる。阪神は9連戦の初戦は悔しい黒星スタートとなり、ビジターの連勝は8でストップ。藤川監督は自戒を込めつつ、才木-梅野のバッテリーにも厳しい言葉を投げかけた。
「本当に100%この今日のゲームに勝つためにベストを尽くせたのかということを、バッテリーとともに自分たちも考える必要があるんじゃないですかね」
先発・才木は絶好調に見えただけに、4失点がもどかしい。二回に6番・細川に初球を被弾。同点の五回は1死一塁から投手・涌井にフルカウントから痛恨の四球を与えると、2死一、二塁から板山に勝ち越し打を献上した。最少失点で踏ん張りたいところだったが、続く上林にも2点適時打を許してしまった。
藤川監督が「自分たちからリズムを崩せば、それは当然こういう結果になるし、作り直さないといけない」と嘆いたように、打線も38歳のベテラン涌井を打ちあぐねた。得点は佐藤輝の一発のみ。1-1の五回は無死一塁から小幡が二ゴロ併殺に倒れるなどチャンスを広げられず相手に流れを渡し、直後の3失点につながってしまった。3点を追う七回も無死一、三塁の絶好機を生かせず、2点目が遠かった。
「また次の反省にしてやり返すしかない。それしかない」と藤川監督。本来の野球を取り戻し、2戦目は連敗を止める。
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