闘将や!阪神・藤川監督が激怒 坂本への頭部死球、本人“大丈夫”も広島ベンチに“来い” 本塁付近で一触即発、警告試合に

 「阪神8-1広島」(20日、甲子園球場)

 阪神・藤川球児監督が血相を変えて、ベンチから飛び出した。乱闘騒ぎが起こったのは6-1の八回だ。1死一、二塁からルーキー・岡本の抜け球が坂本の頭部に直撃。マウンドの岡本が頭を下げ、坂本も広島側に“大丈夫”と応じていたが、“闘将”の怒りは収まらない。

 広島ベンチに向かって“来い”というしぐさを見せながら叫ぶと、両軍が本塁付近に集まり、一触即発ムードに。最後はコーチ陣になだめられる形で藤川監督はベンチに下がったが、球審からは警告試合が宣告された。

 試合後は「ゲームの中ですから。特にここでお話しすることはないかなというところですね」と冷静さを取り戻し「投げちゃダメだよってとこですね。危ないですからね。ゲームの中で起こることだけれど、投げてはダメですよということをお伝えしているだけです」と激怒の理由を説明した。

 伏線はあった。昨季は広島からDeNAと並びリーグ最多15死球を受けており、開幕前のテレビ番組でも新井監督にクギを刺す場面があった。「前も言ってるし。危ないからね」と藤川監督。最後は穏やかな顔でクラブハウスへ引き揚げた。

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