阪神・ヘルナンデス 新助っ人が来日1号 豪快スイング!打球速度“輝超え”聖地最速181キロ

 「オープン戦、阪神6-0DeNA」(7日、甲子園球場)

 高々と舞い上がった打球が左中間スタンドにズドン。新外国人の阪神のラモン・ヘルナンデス内野手がダイヤモンドを軽い足取りで回り、青空へ“投げキスパフォーマンス”。「今の自分の練習の成果がこの打席で出たのが良かったよ」と豪快な一発を喜んだ。

 五回1死。2球目の外角高めに浮いた直球を捉えて“来日1号”となるソロを放った。「いい感触で打てたけど、どういう球場でどういう角度で飛ぶか分からない」と本塁打の確信はなく、「普通に走ったよ」と笑顔で肩をすくめた。

 電光掲示板に映し出された打球速度は驚異の181キロ。虎の大砲・佐藤輝の甲子園での打球最速178キロを上回る数字をたたき出した。

 「そこを目指してやっているわけではないけど、うれしい気持ちだよ」。打撃コーチらとの日々の練習を振り返り、「成果が出て、喜んでもらえるかな」と心を躍らせた。

 初回と三回は粘りながらも空振り三振で「うまく結果が出なかった」と反省。2打席を踏まえて「ゾーンを上げてストライクだけ打つ」という意識に改善し、結果へとつなげた。

 5日の中日とのオープン戦では一塁の守備に就いたが、この日は三塁で出場。3度の守備の機会も堅実にこなし、「監督に言われたところで『いつでも行けるよ』っていう準備をしっかりしたい」とうなずいた。

 「甲子園という素晴らしい球場で、皆さんに喜んでもらえたことも含めて、すごく良かった。まだまだやることはたくさんあるよ」。新助っ人の適応力がチームの力となっていく。

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