阪神・門別 あるぞ開幕2戦目!春季C投手MVP 脱力投法「理想に近づいている」 2軍新球場“開幕投手”でさらにアピる
「阪神春季キャンプ」(28日、宜野座)
阪神・門別啓人投手(20)が2月28日、藤川監督から春季キャンプのMVPに選出された。2軍のメイン球場「日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎」のこけら落としとなる3月1日の教育リーグ・広島戦で先発を任される左腕。下肢の張りを訴えた大竹の開幕ローテ入りが微妙な状況のため、開幕2戦目の3月29日・広島戦(マツダ)で先発する可能性が出てきた。
驚く様子はなかった。門別は春季キャンプの投手MVPに輝いても、いつも通りだった。「真っすぐはすごくいい感じだったと自分でも思うし、理想に近づいてきている。そこをしっかり見ていただけたのかな」とうなずいた。
今春は持ち味の直球の質向上のため、“脱力投法”を自身に落とし込んだ。チームにとって今年の対外試合初戦となった15日の練習試合・楽天戦で先発を任され、2回無安打無失点。実戦は3試合に登板し、全試合で無失点だった。
藤川監督は「若いんですけど、力いっぱいのところから多少なりとも経験を積んで、次のステージに入ってきている」と成長を評価し、「どんな形で次またオープン戦で見せてくれるか非常に楽しみ」と期待を寄せた。
23年の秋季キャンプで岡田前監督から投手MVPに選出され、24年の春季キャンプは初の1軍スタート。飛躍が期待されたシーズンだったが、5試合に登板(先発は2度)で0勝2敗、防御率4・50。「真っすぐの質が落ちてしまった」と悔しい1年を過ごした。
だが、今年は違う。「脱力して投げる」という意識で練習を重ねて、「自分も分からずにそうなっていた」と球質のいいボールを投げる感覚をつかんだ。「去年は戻せなかったけど、今年はやろうとしてできている」と大きな収穫を得た。
開幕ローテ入りが確実視されていた大竹は下肢の張りを訴え、キャンプ終盤に離脱。現時点の先発ローテは村上、才木が確実で、西勇、ビーズリーも有力候補となっている。残りは2枠。門別も可能性を残す。
2軍新球場のこけら落としとなる3月1日の教育リーグ・広島戦で好投し、中6日の登板で結果を残し続ければ、開幕2戦目の3月29日・広島戦(マツダ)を任される可能性もある。
「(2軍新球場初戦の先発は)特別なこと。まだ1軍に定着しているわけじゃないので、ここからスタートできれば」。20歳左腕が大物での初戦勝利を足掛かりに、開幕ローテを目指す。
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