阪神・野村克則コーチ“ID野球”継承誓った 父・克也さん死去から5年「データの使い方を1軍で」
「阪神春季キャンプ」(11日、宜野座)
阪神の野村克則1軍バッテリーコーチ(51)が、父・克也さんの教えを受け継いでいくことを誓った。2020年に84歳で亡くなってから5年。「まだ亡くなった実感はあまりなくて、帰ったら家にいるような。キャンプを見ながらぼやいてるなっていう印象しかない」と明かした。
父が監督を務めていたヤクルトに入団し、阪神、楽天でも父の下でプレーした。「キャッチャーとはどうあるべきか、すごく言われていた。野球をやる以前の姿勢にすごく重きを置いていた」と振り返り、「野球人として“ノムラさん”から教えていただいたことを若い子たちに伝えていきたい」と話した。
「データの中でどれだけいい準備ができるか。データの使い方など改めて1軍でやっていけたら」と代名詞の「ID野球」継承にも力を込めた。
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