阪神・ドラ1伊原 実戦へチェンジアップ&フォーク解禁「バランスが良くなかった」課題克服へ新練習も

 安藤コーチ(左)と居残り練習する伊原
 ブルペンで変化球を投げる伊原(撮影・北村雅宏)
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 「阪神春季キャンプ」(6日、宜野座)

 阪神のドラフト1位・伊原陵人投手(24)=NTT西日本=が6日、実戦を見据えた練習を行った。第1クールのブルペンで投げていたのは直球とスライダーのみだったが、8、9日に紅白戦を控えるため「実戦が近づいているのもあったので、感覚の部分で投げておいた方がいいな」と、この日はチェンジアップとフォークも解禁した。

 投じたのは計50球。「もっと突き詰めないといけない部分もありますけど、そこまで悪くないかな」とまずまずの手応えを示した。ただ、「あんまり前足の着地のバランスが良くなかった」と課題も見つかり、自ら安藤投手チーフコーチに相談。午後再びブルペンに現れ、指導を受けた。

 安藤コーチは長い棒を両手で持ったシャドーピッチングや、右足を台に踏み出す練習法を伝授。「現役時代からあった方法」だといい、この日は大竹も行っていた。

 「道具を使ってっていうのは初めて」と伊原。「『その(着地の)タイミングがいいよね』ってところを見つけられた」と効果を実感し、「新しい練習も取り入れながら、少しずつ安定性を出していけたら」と課題克服に気合を見せた。

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